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商品撮影用のライト作成〜04.09.18更新〜
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オークションの商品出品時に利用する商品画像は、カテゴリーによっては商品画像の写りの良し悪しで落札額に大きく差が出るような事がよくあります。また、全く同じような商品が沢山出品されているときには、写真写りのよい商品のもののほうが落札額が高くなる傾向にあると言っても言い過ぎではないでしょう。
商品に影が写らないように撮影するためには、影が出ないように複数のライトを利用したり、外部ストロボなどを利用したりすることによって影をなくすことができます。しかし、これらの商品は結構高額な物なのでオークションの商品を撮影する為だけに買う気にはならないと思います。
そこで、今回はリーズナブルで簡単に自作できる撮影用のライトの自作方法を紹介したいと思います。 |
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用意するものは、まずはライトです!ライトは、秋月電子通商(通販でも店頭でも買えます。)の面発光冷陰極管バックライトセット(500円)を利用することにしました。ライトを支える軸は、大きめのアーム型クリップ(380円)を利用することにしました。
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パネルから出ている電源の凸ソケットにつなぐ為の凹ソケット(ソケット単独で入手することができなかったので、基盤にくっ付いているソケットを利用することにしました。)
そして、そのソケットとACアダプターをつなぐ為のACアダプター用の凹ソケット、配線の接続部分を絶縁体にする為の収縮チューブを用意しました。
ソケットがくっ付いている基盤は、100円、AC用凹ソケット30円、収縮チューブ70円(画像では短くカットした物を撮影しています。) |
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ACアダプターは、家にあったファミコンのアダプターを利用しました。配線用のケーブルは、280円で入手しました。
ライトは、DC10V〜16V、400mAで動きます。今回は、並列で2つ繋ぐので2×400mA = 800mA(DC10V〜16V)以上のACアダプターが必要になります。
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このコンテンツを読んでいる人の中には、電気に詳しくない人もいると思うので少し詳しくACアダプターについて説明したいと思います。まず、Aの部分に電圧が書いてあります、このアダプターの場合、10V、そして、Bの部分には、電流が書いてあります、このアダプターの場合850mAです。
C、Dの部分は、ACアダプターのピンの内側と外側の電位についての情報が書かれています、このアダプターの場合、ピンの内側にマイナス電位、ピンの外側にプラス電位が流れています。
作成時に注意しなくてはならないことが、2つあります。まずは、ACアダプターに書かれている電流値がライトの電流値よりも大きいものであること、そして、アダプターのピンの内側と外側にとちらの電位の電圧がかかっているかを間違えないことが非常に重要です。
前者の電流に関しては、ライトが利用する電流値よりも低いものを利用してもとりあえず、そのライトの動く最小の電圧以上の電圧であれば動くことがありますが非常に危険です。電流は、水道からでる水の量とホースの太さに例えて考えると非常によく分かります。細いホースにそのホースが耐えられる以上の水が流れたらどうなるでしょう、答えは誰でも予想できると思いますが、ホースが破裂します。電流値とは、このホースの太さと水の関係を数値化したような値なのです。
ACアダプターの電流値以上の電流を流すとACアダプターが熱(触れないぐらい熱くなります。)をもって壊れてしまいます、ACアダプターが壊れるだけでなく火事になる可能性もあるのでACアダプターを選ぶときには、電圧だけではなく電流値にも十分に注意して選んでください。家に転がっているACアダプターを取り付けたら動いたからとりあえず大丈夫だろうと適当に判断しないで、必ず確認するようにしてください。
ACアダプターを選ぶときには、ライトで利用する電流値よりも多少余裕があるものを選ぶことをお勧めします。もし、よく分からないのであれば、店員さんに選んでもらいましょう!
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先ほど、ACアダプターのピンの内側と外側と書きましたが、一体内側と外側って何?って思った人もいると思うので詳しく説明したいと思います。
文章で書くよりも画像を見ていただければすぐに分かると思います(笑、納得いただけたでしょうか。
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さて、早速、作成に取り掛かりたいと思います。
まずは、ライトから出ている配線に繋がっている凹ソケットにさすための凸ソケットを基盤から取り外します。
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今回、用意した配線は、4本の配線がまとまった状態の物だったので2本づつの束に裂き、さらにその2本の束になった配線の先端部分を裂きました。その状態が↑です。
わざわざ束になっている状態の配線を用意した理由は、配線がある程度まとまっていた方が利用しやすく、外見がいいからです。家庭用の家電製品のコンセントから出ている配線も2本の配線が束になっていますよね!?もし、あの配線が2本束になっていなかったら、利用している間に配線が絡まったり、配線がごちゃごちゃして見栄えが悪いと思いませんか!?
恐らく、2本または、それ以上の本数が束になっている配線を探したけど売っていなかった!というような人もいると思います、そういう場合は、1本長い配線を切って、自分で所々テープで留めてまとめても問題ないので安心してください、もし、それが面倒だと言う人は、別に配線をまとめる必要はありません(笑、↑でも言いましたが使い勝手の良さ、外見の問題なので。。
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配線の先端の絶縁ビニールを剥き、収縮チューブを被せます。
収縮チューブは、半田で溶接した部分がショートしないようにするための絶縁チューブなのでなくてもとりあえず動きますので、安心してください。
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先ほど、基盤から剥がした凸コネクターを、ケーブルに半田ごてで固定し、収縮チューブを半田ごてで熱を加えて(近づけるとチューブが縮む)収縮させます。
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↑のように取り外し可能なソケットができました。
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先ほど凸コネクターに取り付けた配線の反対側の配線も同じように、加工してください。そして、加工した配線をアダプターと接続する為のコネクターへ半田ごてします。
ここからが一番重要です。もし、間違えるとライトが壊れる可能性があるのでご注意ください!
今回利用したアダプターは、アダプターのピンの内側がマイナスで、ピンの外側がプラスでした。(アダプターの内側外側の電極の確認方法の詳細は、先ほどの↑の説明をご覧下さい。)ライトから出ている黒い配線をACアダプターの内側のマイナス部分に繋がっている金具へ半田ごてします。(詳しくは画像参照)、そして、ライトから出ている赤い配線を、ACアダプターのピンの外側に繋がっている金具へ半田ごてします。(詳しくは画像参照)
ライトを複数取り付ける場合は、並列にアダプターのソケットへ配線を半田ごてする事によって複数のライトを点灯させることができます。 |
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配線を接続して電源を入れてみましょう!↑のように点灯しましたか!?
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後は、クリップ付きアームで、ライトをクリップで固定し、もう片方のクリップで何かに固定すれば、便利な撮影用ライトの完成です!
今回の作成例以外にもいろいろな方法があります、全く真似して作らなくても動きます。凸ソケットなどを利用して、配線を取り外し可能にしましたが、ソケットを利用しないで配線する方法もあります。いろいろ工夫して作ってみてください。
ライトの自作は、自己責任でお願いします。今回、紹介した作成例を真似て作成する方は、必ず配線の仕方などを、自分でも間違いがないかを確認しながら作業してください。
ライト作成のパーツの価格
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ライト(1つ500円)×2個 |
1000円 |
クリップ(1つ380円)×2個 |
760円 |
4本配線 |
280円 |
基盤(コネクター) |
100円 |
AC凹ソケット |
30円 |
収縮チューブ |
70円 |
合計 |
2240円 |
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